用語名

内省的実践家 (reflective practitioner)

ないせいてきじっせんか

用語詳細

ショーンが提唱した。反省的実践家とも言う。「理論」と「実践」の片方に重点を置く専門家ではなく、その二項対立を克服していく新たな専門家モデルのことを指す。
日本語教育においても、教授法に重点を置く教師トレーニングから、教師の自己研修が重視されるようになりつつある変化の中で、内省的実践という考え方が提唱されるようになった。これは、教師が、自分やほかの教師の教授過程を観察し、振り返ることで、教室内での複雑な教授・学習の流れを、様々な角度から理解し改善しようとする試みである。
内省的実践家である教師は、多くの教育現場に共通する一般的真理ではなく、個としての自分が体験するそれぞれの活動の意味に注目し、成長を試みるとされる。

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