用語名

難民条約(Convention Relating to the Status of Refugees),難民

なんみんじょうやく

用語詳細

国連全権会議で1954 年発効したのが「難民の地位に関する条約」。戦争、政治的紛争、天災などのために、故国や居住地の外に出た人々で比較的まとまった集団を難民といい、彼らに適用する条約で、難民を迫害する恐れのある地域へ追放したり送還することも禁じている。1967年に採択された「難民の地位に関する議定書」とあわせて「難民条約」と呼ばれる。日本の加入は1982 年。2006 年現在143 カ国が参加している。
UNHCRによる統計では,2009年現在で世界には約3600万人の難民がいた。
現代日本の難民受け入れは1979年のインドシナ難民から始まった。しかし事実上,日本政府は難民の受け入れには慎重な姿勢を保っている。たとえば2014年の難民認定申請者5000人のうち,認定されたのはわずか11人である。
なお,<条約難民及び第三国定住難民に対する日本語教育事業>は文化庁が担当している。
http://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/nanmin_nihongokyoiku/

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