用語名

日本語教員養成

にほんごきょういんようせい

用語詳細

1970 年ごろから急増する日本語学習者に対応するかたちで民間で日本語教員養成が行われはじめた。1985 年に文部省から「日本語教員養成のための標準的な教育内容」が公表され,以後はこれを指針として大学等においても日本語教員養成が行われるようになった。
2000 年には、これを改善する形で「日本語教育のための教員養成について」が公表され、日本語教員として望まれる資質・能力を二種に分けて指摘している。
基本的能力としてはコミュニケーション能力,鋭い言語感覚、国際的感覚、情熱など。
専門的能力としては言語に関する知識・能力、日本語教授に関する知識・能力、その他の背景事項に関する知識・能力が指摘されている。
また、そのなかで「新たに示す教育内容」では「コミュニケーション」を柱として3領域5区分を示している。

3領域:「社会・文化にかかわる領域」「教育にかかわる領域」「言語にかかわる領域」
5区分:「社会・文化・地域」「言語と社会」「言語と心理」「言語と教育」「言語」

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