用語名
認知心理学(Cognitive psychology)
にんちしんりがく
用語詳細
人間がどのように物事を理解し覚えるのか、記憶した情報をどのように引き出し、使っていくかを、心の動きとして捉え、考えていく学問。人間の「知」の働きを科学的に探求していく学問。認知心理学ではコンピュータ科学をモデルとして使うことが多い。例え
ば、電話番号を覚えるとき、音として頭の中にインプットし、記憶の中に貯蔵し、貯蔵されている記憶から検索し、取り出す。このようにコンピュータの用語がよく使われる。ナイサー(Neisser,U)が1967 年に『認知心理学』という本を出版、その後、心理学の大きな流れとなった。現在では、言語学、神経科学、人類学、哲学、人口知能などと結びついて発展していっている。
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