用語名
ヴィゴツキー
うぃごつきー
用語詳細
旧ソ連の心理学者。法学・歴史・哲学を学んだのち心理学に進み、38 歳で病死するまでの10 年弱、児童の言語・思考の発達的研究の分野で活躍した。発達における教育の役割を重視し、発達の最近接領域の概念を提唱。また、マルクス主義理論に基づいて、精神発達と文化・歴史過程との結びつきをとらえるアプローチを唱えた。自己中心的言語の問題をめぐるピアジェとの論争は名高い。ヴィゴツキー(Vygotsky 1896 − 1934)は自己中心的言語に積極的な意味をもたせ、それは社会的言語(外言)が思考としての内言へと分化していく過渡的段階を表すと主張した。
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