用語名

海外の日本語教育事情・オーストラリアの場合

かいがいのにほんごきょういくじじょう・おーすとらりあ

用語詳細

白豪主義から多文化主義へと政策を変えたオーストラリアには,多様な言語とその背景がある。児童・生徒の日本語教育は“Australian Language Levels Guidelines”や“National Policy on Language” などの全豪州規模の言語政策の中で、外国語科目の一つに位置付けられて行われている。全国規模ではあるが、各州の教育行政に主体を持たせ各州がこれを指針とすればよいという姿勢をとっている。
Helen Marriott(1997)によると1994 年、初等教育の外国語教育の1位はイタリア語、2 位日本語、中等教育の1位は日本語、2 位フランス語である。1980 年代末の大学教育では日本語がトップになり、その後国内の38 大学に日本語コースが開かれている。要因として貿易,日本人観光客の増加、日本からの投資などが考えられる。

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