用語名

係り結び(かかりむすび)

かかりむすび

用語詳細

「風やいづる」「いづれか歌をよまざりける」「風こそ静かなれ」などのように文語の文中で係助詞「ぞ・なむ・や・か」が用いられるとき、文末の述語は連体形で結び、「こそ」が用いられるときに已然形で結ぶ関係を係り結びという。平安時代にとくに盛んに行われたが、中世以降衰退した文語の表現形式である。

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