用語名
CEFR(Common European Framework of Reference for Language)
CEFR(Common European Framework of Reference for Language)
用語詳細
欧州評議会(Council of Europe)でまとめられた「外国語の学習,教授,評価のためのヨーロッパ共通参照枠」をCEFR という。EU を中心としたヨーロッパが共同体として機能していくためには、いかなる言語にも当てはまる共通の言語能力測定の基準が必要であるとして、打ち出された共通の枠組み。大きくABC の3レベルに分け、さらにABCをそれぞれ2つに分けるので6レベルを設定していることになる。C-2 =母語話者とほぼ同レベル。C-1 =よくできるレベル。B-2 =誰の助けも必要のない自立的レベル。B-1、A-2、A-1 の3つは指導が必要なレベル。
レベル | レベル名 |
A1 | 学習を始めたばかりの言語使用者 |
A2 | 学習を継続中の者・初級者 |
B1 | 習得しつつある者・中級者 |
B2 | 実務に対応できる者・準上級者 |
C1 | 優れた言語運用能力を有する者・上級者 |
C2 | 母語話者と遜色のない熟達者 |
「~ができる」というCan-Do Statement の記述によってレベル分けがなされる。例えば「J さんはスペイン語を書く力はB-2 であるが、聞く力はC-1 である」という評価を持って他国に出かけるということになるので、判断基準は共通であることが基本である。セフアールとも。
検索インデックス
検索カテゴリー