用語名

漢学

かんがく

用語詳細

江戸期の学問分野に、漢学、国学、蘭学、の三つがある。
中国伝来の『礼記(らいき。古い作法に関する説集)』中の大学・中庸・論語・孟子の四つと『易経』『書経』『詩経』『礼(らい)記』『左氏春秋』の五種の経典は江戸時代の知識人や為政者の精神構造、教養の基礎であった。儒学であり、漢学の基礎テキストである。奈良時代から盛んであったが、江戸時代に再び盛んになった。儒学者荻生徂徠(おぎゅうそらい 1666 − 1728)は多くの門下生を育てた。

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