用語名

関係的意味

かんけいてきいみ

用語詳細

「太郎が鶏の卵をかえした」という文の中で、補語「太郎が」は述語「かえした」に対して「動作の主体」であることを示している。補語「卵を」は「かえした」という「動作を受けた」対象であることを示している。また、「卵を」は述語「かえした」との関係において、「かえす」行為を受ける前は存在するものであるが、「かえす」行為を受けた後は消滅する存在であることをも示している。このように補語が文中でどのような成分としてお互いに関係しあっているのかを「関係的意味」という。

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