用語名

観察学習

かんさつがくしゅう

用語詳細

観察学習とは、バンデューラが展開した社会的学習理論の中心概念。自分自身が直接的な体験をしなくても、他者の行動を見ることでその行動を学び取る学習のことである。観察学習のポイントは、単に行動を模倣するのではなく、その行動がどのような結果に結びつくのかを理解するという点にある。行動がもたらす結果を理解することで、その行動が発生するようになるので、認知的な習得を伴う。言い換えれば、行動と結果の関係が理解されるなら、観察対象となるモデルは実在の他者でなくてもよく、テレビ・映画、小説・漫画等の登場人物がモデルとなって学習が成立することも可能である。

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