用語名
概論
がいろん
用語詳細
19 世紀までの言語学は、インド・ヨーロッパ言語の間に見られる音韻関係を個別に論じる歴史言語学そのものであった。ソシュールによって言語のさまざまな性質、観点が示されると、ヨーロッパでプラーグ派を始めとする構造主義言語学の学派が生まれた。一方、アメリカでは、1920 年代からブルームフィールドを始めとするアメリカ構造主義言語学が起こり、言語は習慣であるという主張のもとに言語資料の科学的・客観的な分析の方法が提唱された。1960 年ごろチョムスキーによって変形生成文法の考え方が示されてからは、無限の文を生成することのできる普遍的な言語能力の解明が研究の中心となった。
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