用語名

共通語

きょうつうご

用語詳細

異なる言語を母語として身につけた話者同士が意志疎通できるよう、便宜上設けられていることば。
特に日本では,各地方で地域方言が使われる場合が多い。古くは新聞・雑誌さらにはラジオ・テレビなどのマスコミの発達により相互のコミュニケーションをとるために共通語が必要である。
標準語が国家主導の規範的な言語であるのに対して,共通語は自然発生的な言語変種と言えるだろう。
現代日本では,東京を中心とした言語が新聞・雑誌や放送に使われており,共通語と言えるだろう。
英語は世界の共通語になっているのかもしれない。
中国では幅広い地域と多くの人口を抱えて多様な言語があるけれども,北京語を通用語と呼んでいる。

検索インデックス


検索カテゴリー

言語と社会の関係

アークアカデミー 日本語教員試験 対策講座