用語名

近世の日本語文献

きんせいのにほんごぶんけん

用語詳細

江戸時代には、仮名草子、浮世草子、気質もの、浄瑠璃、世話物、洒落本、滑稽本、人情本など文学の各種の、しかも数多くの作品が送り出され、会話文に口語や方言をみることができる。『和訓栞』『雅言集覧』『俚言集覧』などの国語辞書、方言辞書として『物類
称呼』、国学の研究書としての『古言梯』『蜆縮凉鼓集』『挿頭抄』『字音仮字用格』など多数の書物が当時の語彙・文字・文法などを明らかにしているので、これらは日本語を探る重要な文献とすることができる。

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