用語名

『敬語の指針』

けいごのししん

用語詳細

2005 年に文部科学大臣から「敬語に関する具体的な指針の作成について」が諮問され、文化審議会国語分科会での検討を経て、2007 年2 月に出された答申。この答申では、敬語がコミュニケーションを円滑に行い、確かな人間関係を築いていくために欠かせないものであるという立場に立っており、敬語は、人と人との相互尊重の気持ちを基盤とすべきものであるとしている。第1 章で敬語についての基本的な認識と留意すべき事項について、第2 章では敬語の種類と働き、及びその形など敬語の仕組みについて、第3 章では具体的な場面における敬語の適切な使い方などが記述されている。第2 章の敬語の仕組みでは、あらたに5 分類(尊敬語、謙譲語Ⅰ、謙譲語Ⅱ、丁寧語、美化語)の観点から解説がされている。

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