用語名

結合価

けつごうか

用語詳細

石綿敏雄、村木新次郎らによって用いられた語であり、ある述語が、どのような補語をいくつとるかということを「結合価」と呼んでいる。石綿によれば「化学で、ある原子が他のいくつの原子と結合するかという考え方を言語学に応用した」ところから「結合価」という名称を用いたといわれる。
  結合価「1」の述語=倒れる、落ちる、死ぬ
  「体言+が」を一つとる。
  結合価「2」の述語=殺す、食べる
  「体言+が」「体言+を」を二つとる。
  結合価「3」の述語=示す、紹介する
  「体言+が」「体言+を」「体言+に」を三つとる。

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