用語名

遣唐使(入唐使)

けんとうし

用語詳細

犬上御田鍬が唐に630 年に派遣されたことに始り、894 年まで十数回続いた。皇帝に謁見して国書などの贈り物をすることや、国際情勢や大陸の文化を学ぶために約500 人が海を渡った。その内訳は大使・副使・通訳(おさ)・留学生・留学僧などであった。また菅原道真(すがわらみちざね 845 − 903)は894 年に遣唐使に命じられたが、提案した遣唐使廃止が受けいれられた。遣唐使を通して唐文化を受容した功績は大きく、仏教の影響の強い天平文化が開花することになる。

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