用語名

語彙

ごい

用語詳細

個々の語ではなく、「語の群がり・語の集まり」のこと。普通、語について考える際には一定の限定をする。例えば、奈良時代の語彙、江戸の下町の語彙、源氏物語の語彙、室町末期の語彙など。また、「話す」は辞書に見出し語としてあるが、「話せ」はない。これは「話す」を代表と見なしているからである。したがって語彙とは「一定の範囲における見出し語の集合」である。
ある個人が聴いたり読んだりしたときにわかる語彙を理解語彙といい,コミュニケーションで運用できる語彙を使用語彙という。

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