用語名

五十音図の最初

ごじゅうおんずのさいしょ

用語詳細

かつては「五音(ごいん)」「五十聯音図」などと呼ばれていた。現存最古のものは『孔雀経音義』(10 世紀末期)に付記されているものであるが、母音の順序や行の順序が異なったり、現行のものとは違うものである。『金光明最勝王経音義』(1079)に書写されたものもある。成立の理由は、悉曇学、または漢字音を解読・学習するためなど諸説がある。

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