用語名
作業記憶/作動記憶(working memory)
さぎょうきおく/さどうきおく
用語詳細
私たちの頭の中には膨大な量の情報が詰まっている。実際に何かを行うときは、その膨大な量の情報から必要なものを一時的に取り出し、行っている。例えば、親しい友人に電話をかける時、必要な電話番号を長期記憶の中から、検索し、取り出し、実際にダイヤルするわけだ。このように、何か作業を行う時、一時的に取り出された記憶、あるいは一時的に覚えている記憶を作業記憶という。コンピュータではハードディスクの中に情報が収められ、必要に応じてRAM メモリーの中に取り出して作業を行う。作業記憶とは、ちょうど、このRAM メモリーに当たるものである。作業記憶は短期記憶と同じだが、実際に何かを行う際の記憶という面に注目した呼び方。ハードディスクに当たるのが長期記憶である。作業記憶は作動記憶、ワーキングメモリーともいう。
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