用語名
Uカーブ曲線
Uカーブ曲線
用語詳細
異文化の中に身を置いた時、当初は見るもの聞くものが楽しく新鮮である。その後、自分の文化との違いからいろいろな摩擦を生じ、心理的にも不安定になる。そこの文化の中に居て、ある程度の時間が経つとだんだんとそこでの価値観や行動様式が理解できるようになって適応していくことができる。以上のようなことを図で示すとアルファベットのUのような曲線になる。これがU 曲線である。最初の段階はハネムーン期あるいは旅行者の時期と呼ばれる。次の段階をショック期あるいは葛藤期、最後を適応期と呼ぶ。S. リスガードが唱えた。これは一般的な異文化の中での心理の動きを表わしたものである。人によってはショック期が短くて済むだろう。ショック期が長くなかなか適応期に至らない場合もある。どのような曲線を描くかは個人によって変わってくる。
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