用語名 集団主義と個人主義 しゅうだんしゅぎとこじんしゅぎ 用語詳細 教育方法の原理として、個人は集団のために訓練する、という姿勢を貫くことを集団主義という。また個人の個性を伸ばす個性尊重の教育方針を個人主義という。前者は経済政策として、個人の利益よりも所属している集団の利益を優先させる社会で、後者は国家の統制や干渉を否定し個人の自由競争を経済の発展の基本となるものだと考える社会のなかでそれぞれに有効な考え方である。異文化接触の現場で接触した人間の出自を根拠にして短絡的に「集団主義の人」とか、「個人主義の人」と判断することは避けなければならない。 検索インデックス し 検索カテゴリー 言語と社会の関係