用語名 スコープ すこーぷ 用語詳細 「は」「も」のとりたての助詞や否定の表現が作用を及ぼすことの出来る範囲。作用域と訳される。例えば「私は、田中さんは来ると思う」という文では「私は」の「は」は文末の「思う」までかかっているが、「田中さんは」の「は」は「来る」だけにかかり、文末の「思う」には働いていない。また、否定のスコープでは「私は林さんは来ないと思う」の否定「ない」は「林さんが来る」を否定しているのであり、「私は」は否定していない。これに対し、「私は林さんが来ると思わない」では「私は林さんが来ると思う」という文全体を否定している。 検索インデックス す 検索カテゴリー 言語の構造一般