用語名
多文化共生推進プログラム
たぶんかきょうせいすいしんぷろぐらむ
用語詳細
2006 年3 月に総務省が発表した『多文化共生の推進に関する研究会報告書』において案されたプログラム。日本に長期滞在する外国人が増える中、外国人住民が集住する地域の地方自治体が必要に迫られて先進的な取り組みを進めてきたが、国レベルでも外国人を生活者として認識し直し、条件整備をすべきであるということから「多文化共生の推進に関する研究会」が2005 年6 月に設けられた。この報告書においては、「国の役割、企業の役割の明確化」「地域における各主体の役割分担と連携・協働」「地方自治体の体制整備」を柱に多文化共生施策の推進体制を整備するとし、今後必要な取組として、地域における情報の多言語化などの「コミュニケーション支援」、居住、教育、労働環境などの面からの「生活支援」、地域社会における意識啓発など「多文化共生の地域づくり」が掲げられた。
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