用語名

チャンク

ちゃんく

用語詳細

ある意味的なまとまりをチャンクと言う。「か、ひ、し、さ、り、き、た」といった無意味な音を聞かされたとき、何語くらいまで覚えていられるものであろうか。人によって差はあるが、実験では、成人でだいたい7文字くらいという結果が出ている。では、これが「ねこ、いぬ、たぬき、きつね、うさぎ、うま、うし」となったら、どうだろう。音の数としては無意味に羅列したものより、はるかに多いものを覚えていることができるだろう。この「ねこ」「いぬ」「たぬき」という、それぞれのまとまりがチャンクである。なお、チャンクとしてのまとまりを持った単語の場合でも、7±2の数を覚えている(これをミラーのマジックナンバーという)という実験結果が出ている。

検索インデックス


検索カテゴリー

言語理解の過程

アークアカデミー 日本語教員試験 対策講座