用語名
意志動詞と無意志動詞
いしどうしとむいしどうし
用語詳細
動詞を分類するときの分けかたの一つ。動きを表す動詞を人の意志的な動作・行為かどうか、あるいは、人の意志でコントロールできる動作・行為かどうか、という観点で分けた場合、「書く」「食べる」「歩く」などのように人の意志的な動作・人の意志でコントロールが可能な動作・行為を表す動詞を「意志動詞」という。一方、「輝く」「転ぶ」「忘れる」などのように人の意志的な動作・行為ではないもの・人の意志でコントロールが不可能な動作・行為を表す動詞を「無意志動詞」という。ただし、一つの動詞が意志動詞・無意志動詞の両方に使われることも多い。
・今会った人の顔は覚えているが、名前は忘れてしまった。(無意志動詞)
・そんな嫌なことは早く忘れてしまうにかぎる。(意志動詞)
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