用語名

一段活用動詞/一段動詞/一段活用

いちだんかつようどうし/いちだんどうし/いちだんかつよう

用語詳細

「見る」「食べる」などの動詞が活用するときの語形変化を観察すると、「見る」は「みナイ・みヨウ・みマス・みタ・みル・みレバ・みロ」と「み」(イ段)だけで変化する。「食べる」は、「たべナイ・たべヨウ・たべマス・たべタ・たべル・たべレバ・たべロ」と「べ」(エ段)だけで変化することがわかる。学校文法では、このイ段だけで活用する動詞を「上一段活用動詞」、エ段だけで活用する動詞を「下一段活用動詞」と呼ぶ。日本語教育では、両者を合わせて「一段活用動詞」とするのが普通である。また、その他の呼称として、「母音語幹動詞」(みる/ mi-ru / 、たべる / tabe-ru / のように、語幹の最後が必ず母音で終わることから)や「弱変化動詞」「Ⅱ類動詞」「グループ2動詞」などといわれることもある。

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