用語名
でも
でも
用語詳細
(1)副助詞。体言に接続して、以下の意味を表す。
① 極端な最低レベルの場合をあげることで、「他の場合は全て言うまでもなく」の意味を表す。
・それが悪いことだということは、子供でも知っている。
② 一つを例示することで、「それに類するもの」の意味を表す。
・お茶でも、飲みませんか。
③ 疑問詞に接続して、全ての場合にそうである、という意味を表す。
・そんなことは、誰でも知っている。
・どこへでもお供します。
(2)接続助詞。接続助詞の「ても」が、五段動詞のガ行・ナ行・バ行・マ行に接続するときは「でも」となる。
・泳いでも・死んでも・飛んでも・読んでも
(3)接続詞。文頭に用いて、それより前に述べられたことから予想される反対のことを述べるときに使う。「しかし」よりくだけた言い方で、話し言葉で使われることが多い。
・あの人の言うこともわかるのよ。でも、やっぱり許せない。
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