用語名
ナチュラル・アプローチ
なちゅらる・あぷろーち
用語詳細
1977 年にアメリカのテリル(Tracy Terrell)によって提唱され、その後クラッシェン(Stephen Krashen)により理論的な体系化が行われた教授法。その理論はクラッシェンの第二言語習得理論に基づいている。ナチュラル・アプローチでは、言語の最も大切な機能はコミュニケーションであり、伝達能力を育てることが肝要だと考える。特に入門期では聴解能力の養成に重点が置かれるので、学習者に目標言語の発話を求めない。その理論の中心は習得−学習仮説、自然順序仮説、モニター仮説、インプット仮説、情意フィルター仮説の五つの仮説である。
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