用語名
日本語教育能力検定試験
にほんごきょういくのうりょくけんていしけん
用語詳細
公益財団法人日本国際教育支援協会が実施している。
1987年度から毎年1回行われてきた。当初は1985年の「日本語教員養成のための標準的な教育内容」に基づくものだった。
2000年「日本語教育のための教員養成について」をうけ、2003 年から出題範囲、試験方法、実施時期などが変更された。
当初から2009年までは,「その知識および能力が日本語教育の専門家として必要とされる基礎的水準に達しているかどうか」を検定することを目的とする試験だった。
日本語教育は拡大を続けるだけでなく多様化が進み,これに対応する必要も語られた。そこで2010 年からこの検定試験の目標も「対象別の日本語教育現場に枝分かれしていく前の、日本語教育の核を提示するもの」と位置づけられることになり、水準も「日本語教育に携わるにあたり必要とされる基礎的な知識・能力」とされた。
「日本語教育の専門家」の試験から「日本語教育の出発点」の試験に衣替えしたのである。
実施年度 | 応募者数 | 受験者数 | 合格者数 | |
第1回 | 昭和62年度 | 5,837 | 4,758 | 935 |
第11回 | 平成9年度 | 7,624 | 5,824 | 1,077 |
第21回 | 平成19年度 | 5,837 | 4,793 | 981 |
第31回 | 平成29年度 | 7,331 | 5,767 | 1,463 |
第32回 | 平成30年度 | 8,586 | 6,841 | 1,937 |
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